あがり症克服!あがり症を治すには?

あがり症克服!あがり症を治すには?

あがり症 辛いですね。。 あがり症を克服するためにぜひやってみてください!

あがり症克服!あがり症を治すには?

講師

私もあがり症ありました、あがり症は治せます。

あがり症って嫌ですよね。

心臓がバクバクして、声が震えて、話すのができなくなってしまう。

あれは経験したことがある人は嫌という気持ちがわかると思いますし、なんでこんなふうになってしまうんだろうも悩む方も多いと思います

準備しておくことが大切

あがり症を治すには、準備が不可欠です。

あがる場面というのは、ほぼ決まっています。

あがる場面
  • 朝礼
  • スピーチ
  • プレゼン
  • 発表
  • 会議

これらに共通しているのは、人に見られているということです。

一人でやるならあがらないのに、みられるとあがってしまう

それは普通です

誰しもが失敗したくないと思いますし、人前で話すこと自体が私たちが受けてきた教育の中でそう多くありません。

社会人になると人前で話す場面が急激に増え、気づかぬ合間に、ストレスを多く抱えるようになるケースが多いです。

では、ここで、準備をしっかりしてのぞんだ場合はどうでしょうか?

あがらないとまではいかなくとも、最低限のことは話せる状況まで練習しておくと心のお守りになります。

あがり症は対象が自分になってしまう。

例えば、プレゼンがあったとして、あがるという状態の人は、実は自分のことを考えてしまっているのです

人目が気になるというのは自分を守りたいという気持ちのあらわれです。

そもそもなぜプレゼンするのかといえば、相手に何かを伝え良さをわかってもらいたい等、話す理由があるはずです。

しかし、それがないと自分を守る、自己防衛本能が働いてしまうのです。

相手に何かを伝えるという目的よりも、自分がどうみられているか?に意識が向けば、話す内容はしょぼいままです。

あがり症を考える前に、相手にどうやったら伝わるか?を考え、主語を自分から相手に変更して、ものごとを考える習慣をとるとよいでしよう。

ホリエモンがよく言っていた「想定の範囲内」

ホリエモンは緊張することがないそうです。

ホリエモンのよく言っていた言葉で「想定の範囲内」という言葉がありました

想定の範囲内が広ければ広いほどあがることはなくなるのです。

ただ、ホリエモンは特別だ!頭のいい人だから!と思われる方もいらっしゃるかもしれません

ホリエモンはたしかに頭の良い方ですが、想定の範囲内を広く持つことは誰にでもできます。

準備さえしていれば、想定の範囲内は広げられるのです

生徒

準備って具体的にどうすれば良いの?

講師

良い質問だね!私があがらなくなったのは、今から説明する準備を徹底したからが大きいんだ。

あがり症予防のための話す構成を練る

まずは、話す構成です。

いきなり話始めて上手くいく人は天才です。普通は構成がないとできません。しかし、この構成ができていないまま、本番に臨む人も多いので、最初は話す構成を作っていきましょう

まずは、結論から準備

結局、何が言いたいのかわからないというのが素人に多くありがちです。

まず、今から話す話で何がいいたいのか?それを決めることです。

話の聞き手はあなたがらあがっているかどうからなんてどうでもいい話しです。

伝えたい内容が伝わればそれで十分なのです

なので、結局何がいいたいのか?とならないためには、結論を決めてしまうことが大切です。

PREPを用いて、整理していく

PREPって聞いたことありますか?

PREPとは以下の頭文字をとった文章構成フレームワークになります。

PREP
  • P (point) 結論 
  • R (reason) 理由
  • E (example) 例
  • P (point) 結論

このフレームワークを用いてまとめるとあら不思議!整理されて伝わりやすくなります。

そして、世の中のわかりやすいなこの人という話は大半がこのPREPをベースに構成を練っているということに気づきはじめるでしょう。

生徒

そんなこと知らなかった!構成って難しいと思っていたけど、PREPを使えば簡単なのね!

講師

わかりやすい人の話はわかりやすい構成があるんだ!この構成作成があがり症対策には大切なんだよ!

相手にわかりやすく伝えるにはどうしたら良いか?これはすでに自分があがったらどうしよう?とか考えていませんね。相手のことを考えているから上手くいくんだよ!

理由を考える

あなたが伝えたい結論が決まり、大まかな構成がみえてきました。

次は結論にいたった理由です。

この理由が、相手をなるほどと思わせる重要ポイントとなります

理由の構成の練り方を考えていきましょう

理由は箇条書きで書き出してみる

まずは箇条書きで書き出していきましょう。

ここでは特にこだわらずになんでもいいです。とにかく書き出してみることが大事です。

説得力が増す!例を構成していこう!

書き出してみたら、その理由を裏付ける例を書き出していきましょう

例の作り方ですが、以下の理由を裏付ける3つの要素を入れると説得力がぐっと増します。

理由を裏付ける3つの要素
  • 体験談
  • 数字
  • 権威付け

体験談

体験談は、過去と現在の比較をすると説得力があがります

よくテレビCMで、このサプリを飲んでる人へのインタビューをやってますね。

過去は足が痛くて外にも出れなかったのが、現在はスイスイ歩けるようになって、やれること生きがいが増えました!(あくまでも個人の感想です)というような感じです

数字

誰もが納得できる数字を客観的にみせることで、説得力があがります。

3ヶ月で、体重がマイナス30kg!

東京での昨日のコロナウイルス感染者は250名、今日のコロナウイルス感染者は1000名です。

このような数字をみせるのも有効です。

権威付け

世界的な科学雑誌ネイチャーによると

日本医学学会の2020年コロナ感染状況をみると

のように、権威ある情報源であることを伝えると説得力があがります。

出そろったパーツを組み立てよう

結論、理由、例の3つが出揃いました。

最後は組み立てです。

ここで、自分の持ち時間を考えていきます。今あげているものを全て伝えるだけの持ち時間なのか?それとも、そんなに時間がないのか?それによって、伝えたい重要度の高いものから順に取捨選択していきます。

結論、理由、例を一つのパックとして考えて、結論(1つ)、理由(3つ)、例(3つ)というように選択していきます。

そうすると、このような構成が出来上がります。

実際の発表場面での構成

それでは、発表させて頂きます。宜しくお願いします。

(結論から言うと)Aです。

理由は3つあります。1つ目は、〜(例として〜)2つ目は、(実際にこんな方がおられます〜)3つ目は、〜(前年数値と今期数値を比較すると〜)

以上のことから、Aとなります。

私の発表は以上です。ありがとうございました!

これで、組み立ての完成です。

完成した原稿を練習する

いよいよ完成したら原稿の練習に入ります。

発表のときのポイントは、相手にわかりやすく伝えることを主眼に置くことです。

自分がどうみられているかは、正直どうでもいいです。

お客様はあなたではなくあなたが発表している中身に興味があるだけです。

なので、相手にわかりやすく伝えることに主眼を置いてください。

そうすると、練習するポイントが見えてきます。

あがり症克服!練習のポイント!

あがり症克服のための練習ポイント
  • 話すスピード
  • 間の取り方
  • 問いかけ

話すスピード

話すスピードは重要です

なぜなら相手に届かせるには、早口だと何言ってるか聞き取りづらいからです。

そして、人は早く終わらせたいと思うと、早口になります

心臓がバクバクしてくると余計に早口になります

講師

苦しいですし、辛いですよね

だからこそ、まず基本に戻ることが大切です。

相手はあなたに興味はありません。あなたの話す内容に興味があるのです。

内容を適切に伝えるためには、ゆっくりはっきり聞き取りやすく話すことを意識することです。

間の取り方

間が怖いという気持ちのある方いらっしゃいませんか?

私は間が大嫌いでした。

間なんか作ったら人前で話す時間が増えるじゃないか?

そういう声が聞こえてきそうです。

実は逆で、間が取れる人はあがりません。

聞き手からすると情報がどんどん入ってくると大変です。私たちの脳は疲れます。ちょっと待ってとなります。

実は間をとることで相手が吸収できる時間を確保してあげているのです。

大事なので再度お話しておきますが、お客様はあなたではなくあなたが発表している中身に興味があるだけです。

間を入れているということは、相手に伝わっているだろうか?という相手を思って伝える技術なのです。

間があるときに相手をみる余裕が生まれるのです。

もし仮に、相手を見たときに『よく聞いてくれているなー」「誰も聞いてないなー〜」等感じることがあるかもしれません。

よく聞いてる人が多い場面はやりやすいけど、誰も聞いてないと辛いという経験がらある方もいらっしゃると思います。

でも、それでいいんです。

周りを見渡せる余裕があるからそこに気づけます。

まずはそこに気づくことが大切なんです。

問いかけ

そもそも一方通行で話さなきゃいけないと思ってませんか?

プレゼンでもなんでも問いかけを入れることは可能です

問いかけを入れると一気に緊張しなくなります。

なぜなら、問いかけることで、相手に伝えるための話ができているからです。

問いかけは相手の理解ついてきているのか?を確認する作業でもあります。

相手のためを思った話し方をしているときは自分があがってるとか関係ないんですね。

むやみやたらと問いかければいいわけではありませんが、相手の理解を確認する問いかけは非常に有効です。

これら3つの点を意識して、練習をしていきましょう!

本番当日にあがったら

いよいよ本番当時です。

準備もしてきたし、頑張るぞ!と思っても、本番が近くに連れて心臓の高鳴りがおきてきますよね

いいんです、それで大丈夫

もう十分頑張ってきたあなたはそれで素晴らしいんです

人間一回で完璧に成功する人の方が圧倒的に少ないです。失敗してもいいし、止まってもいい、問題なしです

とりあえず悔いのないようにやり切ってください!!

そして、終わった後に、再度私の書いたこの記事を読んでみてください。

どこが足りなかったのか?分析してみてください。

その作業を繰り返せば必ずあがり症は克服できますし、治りますよ!

あがり症は辛い、人前にも出たくない、気持ちはよくわかります。

ただ、大切な一回の人生、もっと自由に堂々と発表できたら、より充実しますよ!

応援していますので、ぜひトライしてみてください!

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