新型コロナウイルス対策 カルシウムが大切な理由

新型コロナウイルスに負けないために、カルシウムは大切!

新型コロナウイルス対策 カルシウムが大切な理由

コロナウイルスによる非常事態で栄養バランスにも影響がでてきています。

あたりまえだと思っていた「生活」がままならない日々がつづいています。

毎日の「食生活」も同様です。

外出の自粛、休校、在宅勤務、それに飲食店の休業や時短営業などで、家族が家にいる時間と、家で摂る食事の回数が増えています。

それにもかかわらず、スーパーに買い物に出かける回数すら控えているため、どうしても長期保存のきくインスタント食品や冷凍食品を買いだめしがちです。

新鮮な野菜や果物などは後回し。

即席麺やパスタの棚だけ売り切れてガランと空いている、という光景が日本全国で見受けられます。

でも今は、そうした食材に頼らなければならないのも事実なのです。

家に長く居ることによる閉塞感やストレスに加え、間食や運動不足なども食欲不振につながります。

そのため、ミネラルやビタミン、食物繊維といった、ふだんから不足しがちな大切な栄養素がますます不足してしまう傾向にあります。

こんなときだからこそ、意識して摂ってもらいたい「栄養素」がいくつかあります。

みなさんも、未知なる「敵」と闘うために、さまざまな健康情報を勉強して、食生活に取り入れていることと思います。

○○を高めるためには□□を摂ればよい、など色々な情報が飛び交っています。

色んな栄養素が大切と言われますが、ここで忘れてはならない栄養素の筆頭が「カルシウム」です。

カルシウムは骨や歯を作るだけではない!?

骨や歯を作るのに必要な栄養素として知られているカルシウムは、一見「無関係」に思われがちですが、実は重要な「戦力」なのです。

体内に存在するカルシウムの99%は骨や歯にあり、残りの1%が血液や組織液、細胞のなかに含まれています。骨や歯ももちろん大切なのですが、その残り1%のカルシウムが私たちのカラダにとって非常に重要な働きをしていることは、あまり多く知られていません。

カルシウムは骨や歯の形成以外にも、神経伝達、筋肉の収縮、細胞の分裂、代謝、ホルモン分泌、 および血液凝固作用などが適切に機能するために必要な栄養素です。

私たちの生命活動は、いわば「情報の伝達」で成り立っています。

網膜に映った映像を脳に伝える「視覚情報」。

その見えたものが食べ物であると脳が判断する「記憶」や「選別」。

食べ物が口に入ったときに、唾液を分泌させ、胃腸に働くように命じる「指示系統」。

こうした全身の情報伝達、反応、作用に欠かせないのが、カルシウムというミネラルなのです。

つまり、カルシウムは「生命活動」全般を支えている重要な栄養素。

カルシウム不足がつづくと神経間、細胞間の情報伝達が十全に機能しなくなり、健康を維持することも、充分に闘うこともできなくなります。

カルシウムは「無関係」どころか、いま最も摂ってもらいたい栄養素のひとつです。

長期戦に備えて、不足しがちな栄養素を意識的に摂り、毎日の食事の栄養バランスを整えて、心と身体の「安心」と「健康」をしっかり守っていきましょう。

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