腸内環境と免疫力 コロナ対策は免疫力を高めることから!

腸内環境アップは、コロナ対策の鍵!マスク着用だけじゃない!自分ができる免疫力アップを目指そう!

腸内環境と免疫力 コロナ対策は免疫力を高めることから!

冬はインフルエンザ、春は花粉症、夏は食中毒・・・。

季節によって体調を崩す原因もさまざまですが、今不安なのは、なんといっても新型コロナウイルスではないでしょうか。

予防や消毒、外出の制限などによって感染を避けることは大切です。

そんななか、感染(病原体が体内に侵入)しても「発症(発病)」する人としない人がいるのも事実です。

発症した場合でも、人によって症状の程度に大きなちがいがあります。

お察しのとおり、これはひとえに個々人の「免疫力」の差によるものです。

そして、免疫力は私たちの「腸内環境」と密接で深い関係があります。

腸は人体最大・最強の免疫器官であり、感染症などに対する生体防御の最前線という大きな役目を担っているのです。

腸は免疫機能の司令塔

腸の主な働きは次の3つです。

腸の主な働き
  1. 食べたものの栄養を吸収する。
  2. 食物のカスや、体内の老廃物・毒素を排泄する。
  3. 全身の免疫機能の指令塔の役割を担う。

この3番目の働きについては、知らない、または、知っているけどふだんあまり意識していないという方が多くいらっしゃいます。

全身の免疫細胞の70%が腸内の粘膜に存在しています。

腸管には「パイエル板」という独特の免疫器官があり、その内部の上皮細胞間には「T細胞」「B細胞」とも呼ばれる「リンパ球(免疫細胞)」が集積しています。

腸で作られた免疫細胞の守備範囲は腸内だけに留まらず、血液によって全身に運ばれます。

たとえば眼や鼻の粘膜にウイルスや細菌が侵入してきたとき、それを防御する免疫細胞は、実は腸で作られたものなのです。

腸が全身の免疫機能の指令塔と呼ばれる所以です。

腸内環境を整えるための三位一体(ミラクル・トライアングル)

この3つの働きを充分に機能させるには、いわゆる「腸内環境」を整えることが大切です。

腸内環境を整え、「腸能力」をアップさせるために、是非とも留意していただきたいポイントがあります。

腸内環境にとくに影響するの食事の内容です。

毎日の食事では、次の3つの素材(ミラクル・トライアングル)を意識して摂るように努めましょう。

腸内環境 ミラクルトライアングル
  1. 有用菌:ビフィズス菌・乳酸菌など。免疫細胞を活性化させます。
  2. 食物繊維:腸内をきれいにし、有用菌が棲みやすい環境を整えます。
  3. オリゴ糖:有用菌のエサになり、有用菌を増やします。

「腸能力」を高めるための素材です。

この3つをしっかり摂ることにより腸内環境が整います

腸内環境を整えると免疫力が上がります!コロナ対策でマスクは皆していると思いますが、腸内環境ミラクルトライアングルを意識して免疫力をあげていきましょう!

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