健康的なダイエットのコツ

健康的に痩せるための秘訣!

健康的なダイエットのコツ

食べ過ぎていないのになぜ太る?

「食べ過ぎていないのに、なぜ太るの?」と疑問を抱いている人は多いと思います。太る仕組みは単純です。体を動かすことで消費される「消費エネルギー量」よりも、食べて得られる「摂取エネルギー量」のほうが多いから、その結果、余ったエネルギーが脂肪として体に蓄えられて太るのです。

つまり、食べ過ぎか、運動不足か、あるいはその両方の理由によって、エネルギーの足し引きがプラスの状態が続くと肥満になるのです。

最近お腹がでてきた…

肥満の人は、ほとんど全員といっていいほど食べ過ぎています。減量するためには、1日の摂取エネルギー量を減らす必要があります。だからといって、極端な食事制限をしてやせるのは、体によくありません。健康的にダイエットするためには、毎日少しずつ意識して食べる量を減らしていきましょう。

食べ過ぎになる理由

無意識のうちに食べ過ぎている理由は二つです。一つはお菓子などの間食が多いこと、もう一つは「若い頃と同じ量だけ食べている」ということです。

若い頃と比べ中高年の人は、基礎代謝量(生命を維持するために最低限必要なエネルギーのこと)も運動量も減っています。それなのに、若い頃と同じ量を食べていたのでは、摂取したエネルギーを消費しきれず、余ったエネルギーが脂肪として体に蓄えられて太っていきます。

お菓子などの間食は少量でも高エネルギーであるばかりか、糖質や脂質のとり過ぎにつながります。間食をやめるか、どうしても食べたいときは、低カロリーのものを少量だけ摂るようにしましょう。

ご飯の食べ過ぎ

ご飯の食べ過ぎにも注意が必要です。家では少な目に盛り、外食ではひと口残す勇気を持ちましょう。また、早食い、ながら食いは食べ過ぎにつながるので、ゆっくり、よく噛んで、食事を味わって食べましょう。

市販の弁当や総菜を買ったり、外食を利用する際には、エネルギー表示をチェックして意識することも大切です。

運動量の見直し

さらに、やせるためには食事量の見直しとともに運動量を増やす必要があります。ジムやスポーツもよいのですが、大切なのは日々の活動量を増やすことです。座ってばかりでなく、「立ち上って家事をする」「近場や買い物は歩いていく」などから始めてみましょう。

体内時計

私たちの体内には「体内時計」があり、「朝は目覚めて、昼は活動し、夜は眠る」というリズムを刻んでいます。しかし、不規則な生活で体内時計が乱れると、ホルモンのバランスが崩れて太りやすくなります。

やせるためには生活リズムを整えることが大切です。体内時計をリセットして正しい生活リズムに戻すのに必要なのですが、朝日と朝食の二つのリセットボタンです。朝日は脳や神経を、朝食は腸や内臓を刺激して体内時計をリセットしてくれるのです。

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