太る原因は睡眠不足も関わりがあります。ダイエットと睡眠不足の関係を健康管理士の筆者が解説します。
太る原因は睡眠不足!?ダイエットと睡眠不足の関係とは?
睡眠が不足すると太る?! にわかに信じがたいが、事実なんです!
その理由は2つあります。
①食欲をコントロールするホルモンの分泌異常が起こるため!
食欲や代謝を司るホルモン「レプチン」と「グレリン」
レプチン 脂肪細胞が増えた際、食欲を抑え、エネルギー消費を増やす
グレリン 食欲増進と血糖値上昇の指令を出す
グレリンの分泌量が増えるほどカロリー摂取量が増え、肥満に繋がりやすくなるのです。
どちらのホルモンが優位になるかを決めるのが睡眠時間なのです。
②「睡眠不足による基礎代謝の低下」
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、生命維持のために自動的に行われる活動( 心臓を動かす・細胞を再生させる等) に必要となるエネルギーのことです。
基礎代謝が高い→太りにくい!
その基礎代謝をアップさせる作用を持つのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンなのです。
成長ホルモンには余分な脂肪を燃焼させる作用があるため睡眠がきちんととれていれば睡眠中のカロリー消費量が上がる!
カロリー制限も大切ですが、睡眠時間にもウェイトをおきたいですね!
肥満は見た目を老けさせるだけではなく、生活習慣病のリスクも上げます。
食生活を見直すことと同じくらい、睡眠の質を高めていきましょう!
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