疲労回復物質で元気に!イミダペプチド(イミダゾールペプチド)について解説します。
疲労回復!?イミダペプチド(イミダゾールペプチド)とは?
「疲れた」が口癖になっている方はいらっしゃいますか?
2002年に厚生労働省が行った調査では、72%の日本人が日常的に疲労を感じているという結果が出たそうです。
慢性的な疲労から抜け出す方法としてどんな方法が考えられるでしょうか?
「栄養ドリンク」「サプリメント」「すっぽん」「うなぎ」、良いですね。
日本は疲労大国なのだそうです。
疲労のメカニズム
疲労のメカニズムとして言われていることは、人間が活動すると体内で疲れの原因となる物質が発生し、それが過剰に発生すると細胞が酸化して酸化障害を受けてしまい、それで疲労が発生することがわかりました。
そこで、何か効果的な食品はないかと研究が行われ、注目したのが「渡り鳥」でした。
渡り鳥は不眠不休で10日間もの間飛び続けることが出来る。そのスタミナはいったいどこから来ているのか?
研究の結果、渡り鳥の羽根の付け根の筋肉(胸肉)に多く含まれる「イミダペプチド(イミダゾールペプチド)」という物質が、細胞の酸化ダメージを軽減し、疲労を軽減する働きに優れていることがわかりました。
また、最近の報告では、歳をとり低下する記憶機能が「イミダペプチド」で改善したというのです。そうなれば嬉しいですね。
この「イミダペプチド」は様々な動物の最も酷使する部分に多く存在するそうで、マグロやカツオなどの回遊魚は尾の部分の筋肉に、人間ならば脳に最も多く存在するそうです。
イミダペプチド(イミダゾールペプチド)は年齢とともに減少
残念ながら、年齢と共に減少することがわかっているとのことです。
鶏肉はタンパク質や、ビタミンB6も豊富に含まれているので、日々の食事から積極的に摂りたいですね。
目安は、イミダペプチド200mg、吸収率から換算すると鶏胸肉100g相当です。
毎日100gの鶏胸肉を食べて、疲れを吹き飛ばしましょう!