イソジンうがい薬(ポビドンヨード)の正しい使い方と注意点|水うがいとの違いは?

イソジンうがい薬(ポビドンヨード)の正しい使い方と注意点|水うがいとの違いは?

うがい薬は、目的に合わせて正しく使うことが大切です。水うがいとの違いや、使う前に知っておきたい注意点をまとめました。

こんにちは!たかの健康講座の管理人です。

のどが痛いときや、風邪の予防のために、イソジンなどのポビドンヨードのうがい薬を使っている方も多いと思います。でも、毎日使って大丈夫?水うがいとどっちがいいの?と気になったことはありませんか。

この記事では、ポビドンヨードうがい薬の正しい使い方と注意点、水うがいとの違いを、健康管理士・健康管理能力検定1級の筆者がわかりやすく解説します。

この記事は一般的な健康情報です。持病がある方や、妊娠中・授乳中の方は、使う前に医師や薬剤師に相談してください。

ポビドンヨードうがい薬とは

ポビドンヨードうがい薬とは|殺菌作用のあるうがい薬

ポビドンヨードは、ヨウ素(ヨード)を含む殺菌消毒成分です。イソジンうがい薬をはじめ、さまざまなうがい薬やのどスプレーに使われています。

細菌やウイルスに対して殺菌作用があり、口の中やのどを殺菌・消毒する目的で使われます。

水うがいとどっちがいい?

水うがいとポビドンヨードうがい薬どっちがいい?風邪予防の研究

京都大学の川村孝教授らの研究(2005年に海外の医学誌に掲載)では、全国の人を「水でうがいする」「ヨード液でうがいする」「うがいをしない」のグループに分けて比べたところ、水うがいをしたグループは、風邪をひく人が約4割少なかったと報告されています。

一方、ヨード液でうがいしたグループは、うがいをしないグループと比べて、はっきりした差が見られなかったとされています。

この研究から、風邪の予防のためのうがいは、水道水で十分と考えられています。ただし、この研究はうがい薬の効果を否定するものではない、という指摘もあります。うがい薬は、のどの殺菌・消毒など目的に合わせて使いましょう。

ポビドンヨードうがい薬の注意点

ポビドンヨードうがい薬の注意点|甲状腺の病気・ヨウ素過敏症・妊娠中

ポビドンヨードを含む製品の添付文書などでは、次のような注意がされています。

使う前に相談・注意が必要な方
  1. ヨウ素に対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがある方は使えない
  2. 甲状腺の病気がある方(ヨウ素が甲状腺ホルモンに影響するおそれがある)
  3. 妊娠中・授乳中の方(長い期間の使用は避けるよう注意されている)

製品によって注意事項が違うので、使う前に必ず製品の説明書を読み、気になることは薬剤師に相談しましょう。

正しい使い方

ポビドンヨードうがい薬の正しい使い方|説明書どおりに薄める
使い方のポイント
  1. 説明書どおりに薄める(濃すぎると口やのどの粘膜を刺激することがある)
  2. 飲み込まない
  3. 必要なときに使い、漫然と長く使い続けない
  4. 症状がよくならないときは、自己判断で続けず医療機関を受診する

なお、強い殺菌力があるため、口の中にいる体に良い菌まで減らしてしまう可能性も指摘されています。毎日の予防のためのうがいは、水道水で行うのがおすすめです。

うがいだけに頼らない風邪の予防

うがいだけに頼らない風邪の予防|手洗い・睡眠・食事

風邪やのどの病気の予防には、うがいだけでなく、次のような毎日の習慣も大切です。

毎日の予防のポイント
  1. 外出から帰ったら、手洗いと水うがい
  2. 十分な睡眠と、バランスの良い食事
  3. 部屋の乾燥を防ぐ

風邪の予防や、ひいてしまったときの過ごし方は、こちらの記事でまとめています。

》風邪の予防法 8つのポイント

》風邪を早く治す方法|健康管理士が教える5つの過ごし方と受診の目安

》口の中を清潔にすべき理由

まとめ

ポビドンヨードうがい薬の正しい使い方と注意点のまとめ
まとめ
  1. ポビドンヨードは、ヨウ素を含む殺菌消毒成分
  2. 風邪の予防のためのうがいは、水道水で十分と考えられている
  3. ヨウ素過敏症の方は使えない。甲状腺の病気がある方、妊娠中・授乳中の方は注意が必要
  4. 説明書どおりに薄め、必要なときに使い、長く使い続けない

うがい薬は、目的に合わせて正しく使うことが大切です。毎日の予防は、手洗いと水うがいから始めましょう。

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