加齢黄斑変性を生活習慣や抗酸化物質で防ごう!
加齢による目の病
年齢を重ねていくと、体の色々なところに不都合がおきて病気を引き起こしやすくなります。
目の病気である「加齢黄斑変性症」もその一つです。
みなさん、加齢による目の病気というと、白内障や緑内障はご存知と思いますがこの「黄斑変性症」って、聞いたことありますか?
「加齢黄斑変性症」
欧米では失明原因の第1位で、日本では遠い話でしたが高齢化と欧米化の生活習慣により、ここ数年増加してきています。
今ではなんと、失明原因の第4位になってきています。
これまで治療法がありませんでしたが、最近ようやく治療法が開発されて、視力の維持や改善ができるようになりました。
みなさんご存知の、あのノーベル賞の山中教授のIPS細胞を使用した治療法が話題になりましたよね。
この「黄斑変性症」の症状は、視力の低下、色覚異常(色がわからなくなる)、物がゆがんで見える、視野の中心が欠ける、ぼやけて見えるなどです。
早期では、視野の真ん中以外は普通に見えるので、気づくのは難しいといわれます。
加齢黄斑変性 原因は?
原因は、ブルーライト(PCやモバイル機器)、紫外線や喫煙、肥満などが有力とされています。
これらの原因が、弱った体の免疫力によって、老廃物が黄斑部分に溜まり、炎症が起きてしまいます。
病気にかかる前に、いかに予防が大切なのかが実感できますね。
毎年おこなっている健康診断を、これからも欠かさずに続けてくださいね。
加齢黄斑変性 予防法
それでは、失明に至るこの恐ろしい「加齢黄斑変性症」の予防についてご紹介します。
この「加齢黄斑変性症」は眼科の病気で唯一、サプリメントの発症予防効果が科学的に証明されている疾患です。
実際に、どんな成分が含まれたサプリメントが良いのか?というと強い抗酸化作用をもつ物質です。
ルテイン、ビタミンA・C・E、亜鉛、DHA・EPAなど。
サプリメント以外でも、毎日の食生活にも取り入れていってくださいね。
- ルテイン・・・緑黄色野菜
- DHA/EPA・・・青背の魚
- 亜鉛・・・ナッツ類、牡蠣、うなぎ、そば、卵黄、チーズ
- ビタミンA・・・にんじん、小松菜、ほうれん草
- ビタミンC・・・柑橘類、トマト、パセリ、さつまいも、いちご
- ビタミンE・・・ごま、オリーブオイル、豆類、ナッツ類、青背の魚
- アントシアン・・・ベリー類(ブルーベリー・ビルベリー)、黒豆、カシス、ぶどう皮
- アスタキサン・・・エビ、カニ、イクラ、サケ