風邪を早く治す方法|健康管理士が教える5つの過ごし方と受診の目安

風邪を早く治す方法|健康管理士が教える5つの過ごし方と受診の目安

きついときに風邪を早く治せますように!

こんにちは!たかの健康講座の管理人です。

風邪をひいてしまって、「明日までに何とか治したい」「少しでも早く楽になりたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、風邪を早く治すための過ごし方と、意外と知られていない「抗生物質(抗菌薬)は風邪に効かない」という話、早めに受診したほうがいいサインを、健康管理士・健康管理能力検定1級の筆者がわかりやすく解説します。

風邪を早く治すために一番大切なこと

風邪を早く治すために一番大切なこと|体が回復するのを助ける過ごし方

風邪の原因のほとんどはウイルスです。そして、風邪のウイルスそのものをやっつける特効薬はありません。

つまり、風邪を早く治すために一番大切なのは、自分の体がウイルスと戦って回復するのを助ける過ごし方をすることです。

風邪を早く治すための5つの過ごし方
  1. しっかり休んで、よく眠る
  2. こまめに水分をとる
  3. 食べられる範囲で、消化のよいものを食べる
  4. 体を冷やさず、部屋の乾燥を防ぐ
  5. 人にうつさない・二次感染を防ぐ

順番に見ていきましょう。

①しっかり休んで、よく眠る

風邪を早く治す方法①しっかり休んでよく眠る

風邪を早く治すには、何よりも休養と睡眠が大切です。体を休めることで、ウイルスと戦うことに体力を回せます。

「少しくらいなら大丈夫」と無理をして仕事や家事を続けると、かえって長引いてしまうこともあります。風邪のひき始めほど、早めに休むことを意識しましょう。

②こまめに水分をとる

風邪を早く治す方法②こまめに水分補給をする

熱が出ると汗で水分が失われやすく、鼻水や咳でも体の水分は減っていきます。一度にたくさんではなく、こまめに水分をとりましょう。

冷たすぎる飲み物より、常温の水や白湯、冷やしすぎないスポーツドリンクなどが飲みやすいです。

③食べられる範囲で、消化のよいものを食べる

食欲があるときは、おかゆやうどん、スープなど、消化がよく、体にやさしいものを食べましょう。

食欲がないときに無理に食べる必要はありませんが、水分だけはしっかりとるようにしてください。

④体を冷やさず、部屋の乾燥を防ぐ

寒気があるときは、服や布団で体を温かく保ちましょう。反対に、熱が上がりきって暑いときは、着込みすぎず汗をかいたらこまめに着替えます。

空気が乾燥するとのどや鼻の粘膜が傷みやすいので、加湿器を使う、濡れたタオルを干すなどして、部屋の乾燥を防ぐのもおすすめです。

⑤人にうつさない・二次感染を防ぐ

風邪の二次感染を防ぐ手洗い|家族にうつさないために

風邪をひいたら、家族や周りの人にうつさないことも大切です。

うつさないためにできること
  1. 咳やくしゃみが出るときはマスクをする
  2. こまめに手を洗う
  3. タオルの共用を避ける

風邪に抗生物質(抗菌薬)は効かない

風邪に抗生物質(抗菌薬)は効かない|ウイルスには効果がない薬

「病院で抗生物質をもらえば早く治る」と思っている方もいるかもしれませんが、これは誤解です。

抗生物質(抗菌薬)は細菌に効く薬で、風邪の原因のほとんどを占めるウイルスには効きません。厚生労働省の委託事業でも、基礎疾患のない成人の風邪には、抗菌薬は原則として必要ないとされています。

必要のない抗菌薬を飲むと、下痢などの副作用が出ることがあるうえ、薬が効かない「薬剤耐性菌」を増やす原因にもなります。

もちろん、医師が細菌による感染を疑って処方した場合は別です。処方された薬は、医師の指示どおりに最後まで飲みましょう。

市販の風邪薬は「症状をやわらげる薬」

市販の風邪薬は症状をやわらげる薬|風邪そのものを治す薬ではない

ドラッグストアで買える風邪薬は、熱やのどの痛み、鼻水、咳などのつらい症状をやわらげる薬です。風邪のウイルスそのものを退治する薬ではありません。

症状がやわらぐと休みやすくなるのはメリットですが、楽になったからといって無理をすると長引く原因になります。薬を飲んでいるときも、しっかり休むことを忘れないようにしましょう。

持病がある方や、ほかに飲んでいる薬がある方は、購入する前に薬剤師に相談してください。

こんなときは早めに受診を

風邪で病院を受診する目安|高熱が続く・息苦しいときは早めに

ふつうの風邪は、休んでいれば数日から1週間ほどでよくなることが多いです。ただし、次のようなときは「ただの風邪」ではない可能性もあるので、早めに医療機関に相談しましょう。

早めの受診を考えたいサイン
  1. 高い熱が何日も続く
  2. 息苦しい、呼吸がつらい
  3. 水分がとれない、ぐったりしている
  4. 症状がいったんよくなったのに、また悪くなった
  5. 咳や症状が長引いている

乳幼児や高齢の方、持病がある方、妊娠中の方は、症状が軽くても早めに相談すると安心です。

まとめ

風邪を早く治す方法のまとめ|休養・睡眠・水分補給が基本

風邪を早く治すためのポイントをまとめると、

まとめ
  1. 風邪のほとんどはウイルスが原因。特効薬はなく、体の回復を助けることが大切
  2. しっかり休んで眠る、こまめに水分をとる
  3. 消化のよいものを食べ、体を冷やさない
  4. 抗生物質(抗菌薬)は風邪のウイルスには効かない
  5. 高熱が続く、息苦しいなどのときは早めに受診する

でした。

そして、何より大切なのは、風邪をひかないように日頃から予防することです。風邪の予防については、こちらの記事でまとめています。

》風邪の予防法 8つのポイント

》良質な睡眠が大切な理由

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